ネカマの活動により金銭を稼いでいる人

ネカマとしての活動により金銭を稼いでいる、といった悪質なネカマとは異なり、ネット上で女性になりきることを目的としている場合のネカマはそこまで糾弾する必要はないでしょう。
女性願望を持った男性も、インターネットという特殊な空間の中では簡単に女性となることが出来るのです。それ故、ネカマの入り口は広い門となっているのです。だから、遊び半分でネカマを始めてみたという人もそれなりにいることでしょう。ですが、ですがそういった人も、徐々に自分の作り上げた「キャラクター」になりきってしまい、ネカマとしての活動で覚えた口調や癖が抜けきらず、いつしか本当にネカマ入りしてしまうということもあるようです。
さて、それではどうしてネカマになってしまうのか、その一例を紹介しましょう。

まず一番最初のきっかけは、小説等の女性キャラクターから、好みの口調やそういったものが出てきたとしましょう。また、現実に上手く好みに合う女性がなかなか現れず、「女性らしい女性」という幻想を抱いてしまいます。そのうち「こんな女性がいれば」……が募り募って、「そうだ、じゃあ自分でやってみよう」という結論に到達しても不思議はありません。とはいっても、男性的な肉体をした自分が女性らしく振舞うというのも何か違う。そう考えた時、インターネットという姿かたちの関係しない世界に思い当たってしまえば、もうあとは実行に移すのみです。
いくら迷ってしまい直前で何度踏み止まろうとも、一度女性専用のようなサイトに登録してしまえば、あとはもうなるようにしかならないのですから、展開は速いでしょう。隙こそ物の上手なれ、という言葉がありますが、女性言葉等も飲み込みが早く、見破られることは滅多にないとのこと。
一説によるとネカマのメリットとは、インターネット内の比較的女性に甘い作りになっている場所で女性として扱ってもらえること、ここにあるのだと言います。年齢やハンドルネーム、キャラクターを変えてそれぞれのサイトに合わせて何人もの「自分」という好みの女性を作り上げ使い分けることも出来ますから、楽しみ方は多いようです。
メールのやり取りのコツはといえば、しつこくしないことなのだそうです。そうすることでバレにくいとのこと。PCで打った文章は何度も何度も推敲に推敲を重ね、キャラクターを間違っていないか誤字脱字はないかと確認することも重要のようです。
「悪いこと」という分類には自分の中で入っておらず、架空の世界で女性としての自分を楽しんでいるだけということが多いのでしょう。場合によっては、女性専用と謳っているゲームサイトでの賞品として女性用の下着を入手したというパターンもあるようです。

このように、ただ娯楽として捉えているケースも多いようです。

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悪質サイトのターゲットについて

出会い系サイトを騙っている悪質業者のターゲットは、男女分け隔てないのです。搾り取れるところであるなら性差などそこには一切関与しません。
とはいえ、女性無料というサイトが多いのも事実、そうであるなら女性が引っかかることは少ないのでは……そう思いますか? ですが、現実そうなってはいないのです。男女のどちらか一方が騙す側、どちらか一方が騙される側という構図は成り立たないのです。
その一例としまして、以前にあった国内最大手の無料ブログより一斉にほぼ全員の女性ブロガーに送信されたブログ内メールをご紹介させていただきます。

初めまして。突然の不躾なメール、ご容赦下さい。私は某アイドルグループのNのマネージャーをしている者です。Nにつきましては、はっきりと名を明かすことが出来ず心苦しい限りです。と言いますのも、実はNは現在謹慎中となっておりまして、憔悴しきっている状態にあります。しかしそんな折、偶然あなたのブログに触れる機会があったらしく、そこでいくらか心が楽になった、癒されたとのことにございます。そこでどうにかお願いしたいことがあります。Nを助けると思って、メールの交換をしてやってくれませんか? Nも半分無理だろうと諦めているようなのですが、今はじっと待っている状態です。お願いできますでしょうか? なお、ブログ上では目立ちますので、下記サイトにてご返答のほどよろしくお願い致します。

http://…………

このようなメールが出回った頃、ちょうど某人気アイドルグループのメンバーの一人が起こした事件によって謹慎処分を受けていました。そのため、あちこちで「これは本当なのではないか」と騒がれていたようで、実際に提示されたURL先のサイトにアクセスしてしまったという方も多かったようです。
そこは出会い系サイトというよりも有料のメール交換サイトだったようで、かなり高額な利用料を取るところだったようなのです。登録してしまうと、件の「謹慎中アイドルグループの一人」と名乗る男からのメールが入り、甘いことを言われるようでした。結果的に夢中になってしまった女性も多かったようで、中には数十万単位で飛んでしまった人もいたようです。
未成年者にいたってはろくにサクラというものに対する知識も持っておらず、本当にそのアイドルなのだと信じきってしまっていた人が多く、騙されるだけ騙されてしまったというのが実情なのでしょう。
この一件を皮切りに、「謹慎中のアイドルグループの一人」から「外車を数台持っている医師」や「故あって名を明かせない芸能人」を名乗るサクラからのメールが無差別に女性に送られるようになったということ。サクラ被害になかなか遭いにくかった対象ですからあまりよくわからずに流されるまま騙されているという被害が急増しているようです。
今やサクラの「客」は女性の方が多いのかもしれませんね。

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メールでやり取りをしていた相手がネカマだった!!

ある日ひょんなことからメールでのやり取りをしていた相手がネカマだったということが発覚しました。そこで、様々に話を聞いてみることにしたんです。

――どうしてネカマになったんですか?
「私は可愛らしい女性が好きなんです。女性には甘い男性も多いじゃないですか。ですが、貴方からのメールに癒されている自分がいることに一切の嘘はありませんこれはたしかなことなのです。私を一人の女性として扱ってくれますし、女性になってるんだなと実感もわいてきますしね」

――なるほど。ところで、あなたの相手は他にもいるんですか?
「ええ、そうですね。他にも何名かやり取りをさせていただいています。男性であろうと女性であろうと十人十色、そこには違いはありません。様々なタイプの人がいますから、メールのタイプもそれぞれに異なっているんですよ。真剣に迫ってくる人もいれば、貴方のように見破ってくる人もいますね。真剣に迫ってくるタイプの人は縁の切りどころを見極めなければと思ってるところですけれどね」

――人を騙しているということについてはどう思っていますか?
「先ほども少しそれに似たようなことを言いましたが、決して騙しているわけではないのです。それに、騙されていると思うのであれば騙されないように準備しておくのが常ではないでしょうか。それに、その気がなければ絶対に引っかからないのではないでしょうか? 詳細については伏せますが、人によってはメールでかなり露骨に迫ってくる人もいます。貴方の言葉を借りれば、自制心が利かないのですから騙されるべくして騙されているのではないでしょうか」

――そのような、自制心のないようなメールにはどう返信するのですか?
「基本的にスルーですね。それで見破られたとしても、見限られたとしても私は一向に構わないですから。
むしろ、そういったメールを送ってくる人が減るのはありがたいですしね。それに、相手は決して減りはしないんですよ。どんどんメールは送られてきますから」

――そうですか。しかし、もう私とのメールのやり取りはしないですよね?
「そうですね……逆に貴方の方からネカマだと割れている私とのメールは願い下げなのではないかと思っています。こんなにいろいろ聞いてくるくらいにしっかりしてるんだから、私が言うのも変ですけどきっといい人が見つかることでしょうしね」

この人とはもうこれっきり、今あの人がどこでどうしているのか私は知らない。

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架空請求は突然やってきます。

突然やってくる架空請求……どうして送られてくるのでしょう? 悪質サイトに引っかかり巧みに自己申告させてくるパターンも多いのですが、悪質業者間で個人情報が流通しているという事情も実はあるのです。それでは、業者に捕まって自己申告したような覚えはないのに……どうして出回るのでしょう?

実は、覚えがなくとも自分で言ってしまっているということがあるのです。いえいえ、催眠術にかかって――などとは言いませんのでご安心を。覚えがなくとも教えてしまう……そこにはたとえば、「懸賞」というシステムが関わっているのです。豪華賞品が当たる懸賞に無料で応募できる仕組みはあちらこちらに見受けられるようになって来ましたが、その「懸賞」はちゃんとしたものなのでしょうか?

懸賞とは本来、大手企業が広告的な役割を持つキャンペーンとして開催しているものです。ネット上でも聞かないようなマイナーな会社が行ったからといって、赤字が出るリスクの方が大きいのは目に見えています。「ここで賭けに出なければもうおしまいだ!」という場合でもない限り、そんな手は使わないはずでしょう。この場合、ほとんどが個人情報取得のための手段として用いられいるのです。
懸賞なのですから、当たるはずがないと思いつつも「当たった場合」のことは少なからず誰もが考えるのではないでしょうか。そしてそれを考えるならば、ちゃんとした個人情報――メールアドレスから住所氏名年齢電話番号等――を記入してしまうことでしょう。無論のこと賞品など用意されているはずもなく、これは個人情報が流れていっているだけに過ぎません。公正取引委員会といったような組織も、このような懸賞まで監視の目が行き届いていないため、するすると抜け出てしまうのですね。

このようにして流れた個人情報はあちらこちらの業者に流れわたって行き、結果的に何の覚えもないようなところからメールや封書が来たりするわけです。
また、出会い系サイトのような空間でも個人情報はどんどん流れていきます。個人情報を得るためだけに活動うしているサクラというものもいますからね。いかにも会えそうなそぶりを見せつつ、出来うる限りの情報を引き出そうとしてくるのです。

「直アド教えてくれたら私からも教えますよー」
といったようなメールが来ればうっかり教えてしまうという人もいるのではないでしょうか? もし相手に疑いの目を持って接していなかった場合、ひょっとするとフリーメールではなく携帯のアドレスを教えてしまうというケースもよく見られるようです。「会う前に確認」と称して携帯電話の番号や氏名といったような情報を引き出してくることもあるとのこと。

このようにして流れ出てしまった情報は即刻悪質業者に売買され、「出会い系サイトから得られた情報」ということから、出会い系サイト関連の架空請求ががんがん送られてくるといった事態を引き起こすのです。

このように、様々なルートがあるために、こうしたことを防ぐためには「懸賞は大手サイトで」「たとえどんな場所であろうともネット上で個人情報のやり取りはしない」といった手段が手っ取り早いです。自分の身は自分で守りましょう。

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